絶壁頭でお悩みの女性はとても多いですが、髪型で頭の形を綺麗に見せることができます。
後頭部に丸みのある髪型にカットする事で、絶壁頭に自然な丸みをつけることができます。
今回はショート・ボブ・ミディアムの髪型を中心に、絶壁頭をカバーするポイントを解説させて頂きます。
女性の髪型はサイドシルエットもとても大切です。
今まで絶壁頭をコンプレックスに感じていた方は、ぜひ今後の髪型のご参考にして頂ければ幸いです
目次
絶壁とはどういう頭の形か
絶壁とは、横から見た時に後頭部が平らで丸みが少ない形のことです
頭頂部から首元にかけてのラインが直線的なのが特徴ですが、頭の大きさによっても見え方が変わります。
日本人にはとても多い骨格なので、一度は気にされたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ちなみに僕も絶壁なので、髪型でカバーするようにしています。
絶壁をカバーする髪型とは
後頭部の丸みが少ないのが絶壁の特徴なので、そこに丸みをつける事で絶壁をカバーすることができます。
丸みをつけるとは、横から見た時に絶壁の部分に自然なボリュームを出す事です。
その方法としては主に3つあり
「カットで丸みをつける」「パーマで動きを出す」「アイロンでボリュームを出す」
という方法を用いて絶壁をカバーする事ができます。
それぞれの方法について解説させて頂きます。
カットで丸みつける
ショート・ボブくらいの長さの方は、カットで丸みをつける事ができます。
「グラデーションカット」「レイヤーカット」という段を入れるカット技術で、頭の形をより綺麗に見せることができます。
髪の毛を横のラインで揃えてカットするのが「ワンレングス」いわゆる「切りっぱなし」です。
「ワンレングス」の場合は毛先に厚みが一番出る髪型なので、後頭部のボリュームという点ではあまり出すことはできません。
絶壁頭をカバーするためには、土台のカットがとても重要です。
首元に軽さを出すことで、シルエットに立体感が出て丸みが綺麗に見えます。
軽めの質感にカットすることで、自然なボリュームと動きをつけて絶壁をカバーする髪型に。
首元に重さが残ってしまうと、せっかくグラデーションカットを入れても綺麗な丸みが出ないので、絶壁をカバーする髪型にはなりません。
ショートやショートボブの髪型の場合は、サイドシルエットによって絶壁をカバーできるようにバランスを整える事が大切です。
自然な丸みをつけることで、髪にツヤ感とまとまりが出るようになります。
頭の形を綺麗に見せるだけではなく、カットラインによって髪の毛も綺麗に見えるようになります。
直毛の方は毛先にワンカールのパーマをかけると、より綺麗な丸みが出せるようになります。
くせ毛で広がりやすい方は、縮毛矯正をかけることでツヤのあるシルエットになります。
髪質に合わせてパーマや縮毛矯正を組み合わせることで、より絶壁をカバーする髪型のバリエーションを増やすことができます。
全てのバランスを骨格に合わせることで、絶壁をカバーする王道シルエットの髪型に。
ショートボブの表面にレイヤーカットを入れると、トップの毛が絶壁部分に落ちてボリュームが出やすくなります。
レイヤーカットとは段を入れるカットのことで、髪に動きや軽さを出したい時に入れるカット技法です。
ボブ・ミディアム・ロングの長さの髪型でも、レイヤーカットは絶壁をカバーするにはとても効果的です。
アイロンで巻いた時にも、レイヤーが入っていないと毛先にばかりボリュームが出てしまいます。
後頭部の髪の表面に動きが出ることで絶壁をカバーできるので、レイヤーカットはとても効果的です。
サイドにもふんわりとした質感を作ることで、奥行き感のある立体的なシルエットにして絶壁をカバーする髪型に。
ウルフカットで立体感を出す
最近とても人気があってオーダーの多い髪型が「ウルフカット」
表面にレイヤーを入れてボリュームを出し、裾を外ハネにしてくびれを作るとで絶壁をカバーする髪型にすることができます。
ウルフカットは、グラデーションカットとレイヤーカットを組み合わせた髪型です。
絶壁でお悩みの方には、とてもオススメの髪型と言えるでしょう。
毛先にカールをつけることで、より立体的なシルエットを作ることができます。
直毛にはパーマ・アイロンで動きを出す
ミディアムくらいの長さになると、パーマで動きを出すのがおすすめです。
カールの重なりによって、後頭部にさらにボリュームを出すことができます。
パーマの強さはワンカールからウェーブまで様々ですが、一番のポイントは後頭部にボリュームが出るようなカールのデザインにすることです。
ワンカールよりも少し強めのカールを入れると、さらにボリュームを出して絶壁をカバーする髪型に。
髪質によってボリュームが出づらい方でも、より空気感の出すことができます。
スタイリングでも、できるだけ後頭部に動きが出るようにスタイリングをしていきます。
ミディアムスタイルにウェーブを入れると、ストレートスタイルよりも後頭部をふんわりさせるて絶壁をカバーする髪型に。
内側のウェーブに表面のウェーブが重なり、カールの強さによってボリューム感の調整もできます。
ミディアム・ロングの髪型の場合は、レイヤーを多めに入れるとさらに絶壁をカバーできる髪型になります。
レイヤーを入れた部分にウェーブを入れることが、ミディアム・ロングで絶壁をカバーするためには一番重要なポイントです。
絶壁をカバーの髪型(ショート)
360°どこから見ても美しいシルエットのショートボブです。表面にレイヤーを入れてふんわりとした自然なボリュームを。毛先の質感を軽くすることで柔らかい質感に。幅広い世代の女性に支持されているひし形ショートボブです。
後頭部の丸みを綺麗に出しながらも、全体に軽さのあるすっきりとしたショートボブです。
後頭部のグラデーションカットで、絶壁をカバーする髪型に。
自然に下ろして流す前髪と頬にかかるサイドの髪によって、輪郭が綺麗に見えるショートボブスタイルです。
後頭部にグラデーションカットで丸みをつける事によって、頭の形を綺麗に見せることができます。
絶壁をさりげなくカバーできる髪型です。
ボブにレイヤーを入れてることで、躍動感と一歩先のおしゃれ感を出したヘアスタイルです。カットで美しいシルエットを創ることで、常に都会的で洗練された雰囲気に。
表面のレイヤーによって、絶壁をカバーする髪型に。
顔周りをシャープに!大人のおしゃれ女子のための洗練されたショートです。MINX独自の軽さを出すレイヤーと丸みを出すグラデーションカットで、上品で可愛いマッシュを再現。
マッシュの丸みによって、絶壁をカバーする髪型に。
絶壁をカバーの髪型(ボブ)
ふんわりしたひし形シルエットに、透明感のあるカラーで柔らかさを表現した大人可愛いナチュラルボブです。空気感のあるフォルムに柔らかい毛流れのあるスタイルです。
自然な丸みのグラデーションカットで、絶壁をカバーする髪型に。
レイヤーと質感調整カットで全体に軽さを出したショートボブです。
頭の大きさに合わせてレイヤーを入れるのがポイントです。
ボブにレイヤーを入れることで、絶壁をカバーする髪型に。
スタイリング、お手入れが簡単なボブスタイルです。ツヤがあってまとまりやすい髪型にされたい方にオススメです。サイドシルエットも綺麗なので、年齢問わず大人の女性にも似合うスタイルです。美しいカットラインがデザインのポイントです。
グラデーションカットのボブで、絶壁をカバーする髪型に。
後頭部のグラデーションカットで、自然な丸みをつけたショートボブです。
ふんわりとした質感によって、絶壁をカバーする髪型に。
大人のエレガントさを演出する、絶壁カバーのボブスタイルです。
360°どこから見ても美しいシルエットのショートボブです。表面にレイヤーを入れてふんわりとした自然なボリュームを。毛先の質感を軽くすることで柔らかい質感に。幅広い世代の女性に支持されているひし形ショートボブです。
絶壁カバーの髪型(ミディアム)
自然な外ハネカールがかわいい伸ばしかけの長さを生かしたスタイル。前髪は分け目からフェイスラインに沿って流れるようにカット、分かれやすい前髪も目立たず小顔に見せることができます。
レイヤーにウェーブを入れて、絶壁をカバーする髪型に。
人気の外ハネボブを、顔まわりの似合わせカットで一人ひとりに合わせたデザインに☆内巻きボブに飽きた方、毛先に動きや軽さが欲しい方におすすめのスタイルです!
くびれ感のあるシルエットで、絶壁をカバーする髪型に。
自然なひし型シルエットは輪郭を綺麗に見せる効果があります。
ミディアムスタイルにレイヤーを入れて、絶壁をカバーする髪型に。
絶壁カバーの髪型(ロング)
自然なウェーブが魅力の、ナチュラルなスタイルです。
表面のウェーブによって、絶壁をカバーする髪型に。
絶壁カバーの似合う髪型にされたい方へ
絶壁は生まれつきのものなので、お悩みの方も多いのではないでしょうか。
カットのデザインによって、頭の形の見え方が大きく変わります。
特に絶壁に関しては、カットでカバーしやすい骨格です。
お悩みの方は、ぜひ気軽にご相談いただければと思います。
また、蛭田のカットは頭の形が綺麗に見えるようにカットさせて頂いています。
お客様にはこのコラムを見て、よりご安心していただければ幸いです。
一人ひとりに似合う髪型を
髪質や輪郭に対するお悩みは一人ひとり違います。年齢と共に髪質も変化していき、生活スタイルやファッションという女性像も変化していきます。伸ばしたい・イメージを変えたいというその時の気分もとても大切です。
髪質や骨格を綺麗に魅せるのはもちろん、「今の自分に似合う髪型」をご提案いたしますのでぜひお任せください。