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【髪の毛の乾かし方】正しいドライヤーの使い方をお伝えします

髪の毛は乾かし方によって、もっと手触りが良くて艶のある髪の毛に仕上げることができます。

髪の毛の乾かし方は、自己流になってしまっている方もとても多いです。

今回はドライヤーの正しい使い方と、髪の毛の乾かし方による仕上がりの違いをお伝えいたします。

美髪になるための第一歩は、正しい髪の毛の乾かし方を身につけることです。

美容院での仕上がりを、少しでもご自宅で再現して頂けるお手伝いができれば幸いです。

タオルドライの方法

髪の毛を乾かす前に、シャンプー後のタオルドライがとても重要です。

タオルでゴシゴシこすってしまうと、ドライヤーで乾かした時に絡まってしまう原因になります。。

濡れた髪の毛はキューティクルが開いた状態のため、ゴシゴシこすると摩擦によるダメージも受けてしまいます。

まずは頭皮をやさしくタオルで拭き、指の腹を使って水分を拭き取ります。

髪の毛はやさしくポンポンとたたくようにして、水分を拭き取っていきます。

髪の毛同士はできるだけこすらないようにするのがポイントです。

ドライヤーの風の強弱と温度

ほとんどのドライヤーには風量の強弱と、温風と冷風の調整ボタンがついています。

まずはこちらの調整をどのようにするかをお伝えいたします。

髪の毛が濡れた状態で最初に使うのが「強風の温風」です。

髪の毛の水分が約80%くらい無くなるまでは「強風の温風」で乾かします。

80%というのは感覚的な表現なので、手で触ってみて少し湿り気を感じるくらいが目安になります。

そこまで乾かしたら、残りの20%は「弱風の温風」で乾かします。

風量が弱いため髪がパサつきづらく、仕上げのスタイリングをするイメージで乾かしていきます。

前髪などドライヤーのクセが付きやすい部分も「弱風の温風」で乾かすと良いでしょう。

最後の仕上げに「冷風」で髪の毛を冷やします。

余熱を逃がすことで髪の毛の乾燥を防ぎ、冷風を髪の毛に当てることでスタイルをキープする効果があります。

ドライヤーの風の当て方

ドライヤーの温風は、同じ部分に当てすぎると髪の毛がダメージしてしまいます。

ドライヤーの風を当てる位置を分散させる事で、髪の毛の水分量を均一にしながら熱ダメージを防ぐことができます。

ドライヤーをこまめに動かしながら、頭皮や髪の毛が熱くなりすぎないように注意しましょう。

距離としては、ドライヤーの先端を髪の毛から10センチ以上は離して使用しましょう。

髪の毛の中間から毛先の乾かし方は、上から下に向かって風を当てる事でキューティクルが整いツヤが出るようになります。

ドライヤーで乾かす順番

乾かす順番で重要なことは、「髪の毛の根元から先に乾かす」ということです。

特に「えりあし」「耳の上」「頭頂部」の根元はとても乾きづらい部分なので、まずはここから乾かしていきましょう。

根元から乾かすことでドライヤーの余熱が髪の毛の半分から毛先にも伝わり、結果的に早く髪の毛を乾かすことができます。

髪の毛全体の根元が乾いたら、中間→毛先と順番に乾かしていきます。

ドライヤー時の手の使い方

正しい髪の毛の乾かし方をするためには、手の使い方もとても重要です。

根元の髪の毛を乾かす時には、風通しが良くなるように髪の毛を手でほぐしながら風を当てていきます。

特に乾きにくい「えりあし」「耳の上」「頭頂部」は、手でほぐすことでもっとスムーズに乾かす事ができます。

髪の毛の中間から毛先の乾かし方は、手ぐしで毛流れを整えてハンドブローするようにしていきます。

髪の毛の絡まりをとりながら、艶を出して収まりを良くするイメージで手ぐしを入れましょう。

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前髪の乾かし方

乾かす前の準備として、前髪をくしで綺麗にとかしておくことがポイントです。

そうする事で前髪が横の髪の毛に混ざってしまったり、割れてしまったり浮いてしまったりするのを防ぐ事にもつながるためです。

前髪の乾かし方は、全体の乾かし方とは少し違いがあります。

まずはドライヤーの風の強さと温度ですが「弱風の温風」に設定します。

前髪を強風で乾かすと、割れてしまったり浮いてしまったりする場合があります。

一度割れてしまったり浮いてしまった前髪は、もう一度濡らさないとなかなか元どおりには戻りません。

過去に前髪のドライヤーで失敗してしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

また、前髪は風の当てる角度もとても重要です。

下から上に向かって風を当ててしまうと、割れてしまったり浮いてしまう原因になります。

前髪の正しい乾かし方は、斜め上くらいの方向から風を当てることです。

そして同じ方向から当てすぎずに、左右両方から風を当てることもポイントです。

仕上げの乾かし方

髪の毛は濡れている・湿っているときは 「水素結合」の結びつきが切れており、あと少しで髪が乾く時に「水素結合」が固定され形ができます。

つまり髪の毛は乾ききる瞬間に形がつくので、最後の仕上げのドライヤーの乾かし方がとても重要なのです。

80%乾いた状態になったら、残りの20 %は「弱風の温風」で形を作っていきます。

髪の毛の中間から毛先の乾かし方は、上から下に向かって風を当てる事でキューティクルが整いツヤが出るようになります。

手ぐしで毛流れを整えてハンドブローするようにしていくと良いでしょう。

髪の毛の絡まりをとりながら、艶を出して収まりを良くするイメージで手ぐしを入れていきます。

最後に冷風を当てる乾か方をすると、乾かしすぎを防ぐと共にツヤが出る仕上がりになります。

トップのボリュームを出す乾かし方

トップのボリュームを出す乾かし方を知りたい方はとても多いのではないでしょうか。

髪の毛のトップの部分は、最もボリュームを出すのが難しい部分だからです。

ドライヤーの乾かし方によって、トップのボリュームを少し出す方法はあります。

まず大切なことは、分け目をジグザグに取るという事です。

分け目をジグザクにとると根元の髪の毛が交互に交わり、自然なボリュームが出やすくなります。

ジグザグにとる方法は、くしの先端を横に動かしながら後ろにとかしいくのがおすすめです。

続いてドライたーの乾かし方です。

分け目が右か左か決まってい方は、まずはその分け目と反対に風を当てる乾かし方をします。

そしてある程度乾いてきたら、元の分け目に戻します。

そうすることで根元に立ち上がりがつき、トップに自然なボリュームが出るようになります。

上級編の乾かし方「ブラシでのブロー」

ブラシでのブローは、慣れていない方からすると難しいテクニックだと思います。

ただし、ブラシでのブローができるようになるとワンランク上の仕上がりを手に入れることができます。

ブラシを使うタイミングは、髪の毛が約80%乾いた後の仕上げのドライヤーの時です。

この時にブラシを髪の毛の内側から入れて、ドライヤーをその上側から下側に向かって当てていきます。

ブラシを内側に軽く回転させることで、自然な内巻きにしながらツヤを出すことができます。

髪にクセがある方や広がりやすい方は、ブラシでのブローの方が仕上がりはさらに綺麗にできるでしょう。

パーマの乾かし方

パーマスタイルの乾かし方は、ストレートヘアの乾かし方とは違った乾かし方になります。

根元を中心に80%乾かすところまでは、通常の乾かし方と同様です。

ただしパーマが根元付近からかかっている場合は、70%くらいの方が適正の時もあります。

パーマスタイルの場合は、残りの20%〜30%の乾かし方に違いが出てきます。

パーマがかかっている部分を、手で下から上に持ち上げるようにします。

そこに「弱風の温風」を軽く当てるようにすると、パーマが崩れずに形が固定されます。

パーマスタイルは長さやデザインによって乾かし方が変わる場合もあるので、スタイルや髪質にあった乾かし方をすることがポイントです。

朝の寝グセがひどい時の乾かし方

朝起きたら髪に寝グセがついていて、いくらドライヤーで乾かしても直らない時があると思います。

髪は一濡らすことで水素結合がリセットされるので、寝グセが直らない時は濡らすのがおすすめです。

この時によくある失敗が、毛先だけ濡らして寝グセが全く直らないということです。

寝グセは根元からついている場合が多いので、濡らす時は根元から濡らすようにしましょう。

正しい髪の毛の乾かし方でもっと美髪に

髪の毛の乾かし方は、良くも悪くも習慣になってしまう部分がとても大きいです。

もし間違った乾かし方をされている方がいれば、少しずつでもその習慣を変えることでもっと綺麗な髪の毛に仕上げることができます。

正しい髪の毛の乾かし方は一度習慣にしてしまえばそれが普通になり、自然と毎日正しい乾かし方ができるようになります。

美容院での仕上がりを、少しでもご自宅で再現して頂けるお手伝いができれば幸いです。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

髪質や骨格に合わせた髪型というのはもちろんのこと、ライフスタイルを考えた上でどんなヘアスタイルがベストか、お客様としっかりコミュニケーションをとって考えさせていただきます。 生活が変化すると、なりたいイメージが変わったり、ヘアケアにかけられる時間が変わったりしますよね。イメージチェンジをしたいときは周りからも「いいね!」と思われるお似合いのヘアを、時短を叶えたいときはヘアケアもスタイリングも簡単なヘアを。そしてその両方が欲しいときは、時短も似合わせもカバーしたヘアスタイルをご提案いたします。 皆様の365日をより美しく輝かせるために、美容師という大好きな仕事を通じてお手伝いさせてください。