自分にはどんな前髪が似合うんだろうというお悩みのある方は多いのではないでしょうか。
似合う前髪は丸顔・面長などの顔型や、髪の生え方によって変わります。
今回はその中で、丸顔さんに似合う前髪をご紹介させて頂きます。
前髪についてお悩みの方に、少しでもご参考にして頂ければ幸いです。
目次
- 1 丸顔さんの特徴とは
- 2 丸顔さんを強調してしまう髪型
- 3 サイドバングで丸顔をカバーする
- 4 前髪に隙間を作って縦幅を長くみせる
- 5 前髪は「分ける」か「隙間をつくって下ろす」
- 6 ぱっつん前髪は軽め・短めで丸顔カバー
- 7 厚め前髪はカールで流して丸顔カバー
- 8 斜め前髪で丸顔カバー
- 9 シースルーバングは丸顔さんと相性◎
- 10 前髪の幅は狭めに、サイドの長さは口角より長く
- 11 前髪ありor前髪なし
- 12 長め前髪で縦長効果を
- 13 前髪なしのワンレンで丸顔カバー
- 14 かきあげ前髪は顔まわりに毛が重要
- 15 前髪を久しぶりに作る時のポイント
- 16 もっと自分に似合う前髪に
- 17 丸顔さんに似合う前髪のQ&A
- 18 お客様からの口コミご紹介
- 19 【YouTube】蛭田のカット動画
丸顔さんの特徴とは
丸顔さんの特徴は、ふっくらした頬と丸みのある顎のラインです。
印象としては、親しみやすくて可愛らしい印象を受けやすい輪郭です。
丸顔さんに似合う前髪にする時には、縦幅と横幅のバランスをいかに綺麗に見せるかがポイントになります。
まずは、どうしたら丸顔さんに似合わない前髪になってしまうかの原因を解説させて頂きます。
丸顔さんを強調してしまう髪型
丸顔さんに似合う髪型にするためには、まずはどういう髪型にしたら失敗してしまうかを説明させて頂きます。
①丸顔さんは前髪の奥行きを厚めに取ったり、長さを目の上ギリギリで切ると、縦幅が狭くなり横の膨らみを強調してしまいます。
②丸顔さんは前髪の幅を広く取りすぎると、横の膨らを強調してしまいます。
③丸顔さんは長さを顎より短くしすぎると、丸みのある顎のラインが強調されてしまいます。
④前髪のデザインと全体のシルエットのバランスによって丸顔さんに似合う髪型になるかが決まります
サイドバングで丸顔をカバーする
サイドバングを頬骨より長めに作り、頬の膨らみをカバーする長さにカットします。
丸みを隠す事で、横幅を狭く見せることができます。
前髪に隙間を作って縦幅を長くみせる
前髪は厚めだと、丸顔が強調されてしまいます。
少し隙間を作って縦幅を長く見せる事で、相対的なバランス横幅を狭く見せることができます。
前髪は「分ける」か「隙間をつくって下ろす」
丸顔を気にされていらっしゃる方には、前髪は「分ける」か「隙間をつくって下ろす」デザインがおすすめです。
前髪を分ける事で、顔の横幅を狭く見せることができるからです。
下ろす場合は隙間をつくることで、縦幅を長く見せることができます。
縦と横の比率を、縦を広く横を狭く見せることが重要です。
ぱっつん前髪は軽め・短めで丸顔カバー
重めで長めのぱっつん前髪は顔の縦幅を狭く見せてしまうため、丸顔を強調してしまいます。
丸顔さんがぱっつん前髪にする時は、「軽め、短め」で顔の縦幅を広く見せると良いでしょう。
そうする事で、丸顔の印象を弱めることができます。
厚め前髪はカールで流して丸顔カバー
丸顔さんが厚めの前髪のにする場合は、毛先にカールをつけて流す前髪がおすすめです。
斜めに流して動きをつけることで、おでこに空間ができ顔の縦幅を広く見せる効果があります。
それによって縦と横のバランスを調整し、顔の輪郭を綺麗に見せることができます。
斜め前髪で丸顔カバー
前髪を斜めに流すことで、おでこに隙間を作ってヌケ感を出すことで丸顔をカバーできます。
斜め前髪は丸顔との相性がとても良く、どんなテイストにも合わせやすい前髪です。
前髪が流れづらい場合は、アイロンで巻いたり前髪のパーマがおすすめです。
シースルーバングは丸顔さんと相性◎
前髪の隙間からおでこが透けて見える「シースルーバング」
おでこが透けることで、顔の縦幅を広く見せるて丸顔をカバーすることができます。
シースルーバングにする時は、前髪の幅は少し狭めにするのがポイントです。
前髪の幅は狭めに、サイドの長さは口角より長く
前髪の幅は狭めにすることで、横幅を狭く見せて丸顔をカバーすることができます。
目安としては、目尻幅は超えないようにしましょう。
また、サイドの髪は口角より長めに残します。
サイドを口角より短くしてしまうと、丸顔を強調してしまうからです。
サイドの髪で丸顔をカバーできるようにすることで、輪郭がより綺麗に見えます。
前髪ありor前髪なし
カウンセリングでお客様からのご相談で多いことが
「前髪を下ろして作ろうか迷ってるんですけど、丸顔にはどちらが似合うと思いますか?」という事です。
ボブやショートなどの短いスタイルの場合は、前髪のありなしが似合わせを考える上でとても重要になってきます。
女性の輪郭は一人ひとり違いますが、季節や年齢によっても変化してくる場合もあります。
実際にあったお客様からの要望で「最近ほっぺたが丸くなってきたので、そこを隠せる髪型にしてください」という声もありました。
そんな丸顔さんのお悩みに一番効果的なことは「前髪を分けるデザインにする事」です。
上の写真の「ブルーの線」は元の輪郭、「ピンクの線」は実際に見える輪郭です。
前髪を下ろす場合は「ブルーの線からピンクの線」は前髪になるので、肌の見える幅が横に広がる事になります。
さらにサイドの髪にボリュームを出すことで髪の面積を広げ、相対的に顔を小さく見せ丸顔をカバーする効果があります。
前髪を分けることでサイドの髪に厚みを出すことができるので
サイドにボリュームが欲しい方も前髪を分けるスタイルがオススメです。
前髪を伸ばそうか迷っている方は、ぜひ参考にして頂ければと思います。
似合う髪型は丸顔に似合わせること以外にも、生活スタイルにフィットするかも大切だと考えています。
長め前髪で縦長効果を
前髪を長めにして流すことで、より縦長効果を出すことができます。
特にショート・ボブの場合は、自然に横へ流れる前髪がおすすめです。
前髪からサイドへ繋がる自然な毛流れで、丸顔をカバーすると良いでしょう。
前髪なしのワンレンで丸顔カバー
前髪なしのスタイルは、丸顔をカバーしやすいです。
前髪を分けると自然に頬に落ちてくるため、丸顔を目立たなくさせる効果があります。
丸顔がお悩みで前髪を作るかどうか迷っていらっしゃる方は、前髪を分ける方が丸顔をカバーする効果はあります。
かきあげ前髪は顔まわりに毛が重要
丸顔さんには前髪な髪型はとても相性が良いですが、かきあげ前髪にする時は注意が必要です。
かきあげた前髪が後ろに流れすぎると、丸みを強調してしまうためです。
かきあげた前髪は自然に顔まわりに落ちるようにスタイリングすると良いでしょう。
前髪を久しぶりに作る時のポイント
前髪の横幅は広く取りすぎない
前髪の横幅を広く取りすぎると、顔が横に大きく見えてしまいます。
特に「丸顔を気にされている方」「頬骨が出ているのを気にされている方」は
サイドの髪を残す事で輪郭をより綺麗に見せる事ができます。
前髪を作る時は目尻の少し横にサイドの髪が落ちるように幅を決めると、バランスが上手く取れるでしょう。
前髪の端からサイドは自然につなげて作る
前髪とサイドの髪の境目は、自然に馴染むようにカットします。
そうやって前髪を作ることで、輪郭に自然な丸みがついて小顔に見えるようになります。
前髪の毛先に厚みが残り過ぎると、重みによって顔が横広がりに見えてしまう場合があります。
前髪の毛先に程よく軽さを出して作ることで、輪郭の見え方をより綺麗にする事ができます。
生えグセに合わせてカットして作る
前髪は生えグセの影響を受けやすいので、自然に乾かした状態でカットして作ることが大事です。
特に「浮きやすい・広がりやすい」場合は注意が必要です。
また、前髪を作る時は、前髪を作らない時と分け目を反対にした方が良い場合もあります。
前髪が自然に流れる位置に分け目を取るのがポイントです。
スタイリングしてちょうど良い長さに作る
前髪にカールをつけてスタイリングされたい場合は、少し長めにカットします。
どれくらいのカールをつけるかによってもベストな長さは変わるので、普段のスタイリング方法に合わせて長さを決めて作る事が大切です。
直毛で前髪が流れづらい方は、前髪のパーマをかけるのもおすすめです。
自然に下ろして流れる前髪によって、より女性らしく可愛い印象に魅せながら作ることができます。
もっと自分に似合う前髪に
今回は丸顔さんに似合う前髪をご紹介させて頂きました。
自分の顔型でお悩みの方は、前髪で解決できる場合もあります。
逆に、前髪によってお悩みを増やしてしまうこともあるかもしれません。
顔型にもっと似合う前髪にすることで、少しでも皆さんのお悩みが解決できればと思っています。
丸顔でお悩みの方は、これからの前髪のご参考にして頂ければ幸いです。
丸顔さんに似合う前髪のQ&A
Q.1「丸顔に見える原因は何かありますか」
A.1 丸顔に見える原因は、骨格による影響が大きいです
また、たるみやむくみなどによって時期的・年齢によって丸顔に見えることもあります。
Q.2「丸顔に似合う髪型は、カラーリングはどうしたら良いですか?」
A.2「丸顔に似合う髪型は、カラーリングでデザインの幅がさらに広がります。髪型や女性像に合わせて明るさや色味を調整いたします。カラーリングでお悩みの方はこちらの記事もご参考ください。
Q.3「丸顔をカバーする髪型にはパーマは必要でしょうか」
A.3 パーマが必要かどうかは、髪質とご希望の髪型によって変わります。
丸顔でお悩みの方には、パーマをかける事でシルエットをより丸顔に似合わせる事ができます。
お客様からの口コミご紹介
3回目の来店で、毎回同じメニューを担当スタイリストさんにお願いしています。今回ちょっとだけイメチェンしたショートボブも、新鮮な気分にしていただき大満足でした!
サロンに行って3日ほどたちますが、ドライヤーで乾かすだけで、ちょうど良くふんわりまとまリます。カラーも程よく華がある色味で、毛先ワンカールしたり、耳かけしても、ぱっと綺麗に仕上がるので、毎日ご機嫌に過ごせます。ありがとうございました!
アシスタントの方もいつも同じ方で、今回もお世話になりました。それに毎回思いますが、担当していない他のスタッフの方々の目配り&気配りも素晴らしいです。
また楽しみに伺います。どうぞよろしくお願いします。